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2014年11月16日
プラチナのピアス(2)
再び登場していただきます(笑)
プラチナの天然石ピアスです
材質はpt900(プラチナ900)で、
写真のようにpt900の
刻印が入っています
pt900は、プラチナの純度90%を意味します
残りの10%はパラジウムです
ただし、石を留めるツメの部分など
強度を出したい部分には
わずかに銅を混ぜています
pt900はとっても標準的な純度です。
この純度で、職人さんが1番扱いやすい
堅さとなり、繊細な仕事ができます
なおかつ9割がプラチナですので
貴金属としても価値も十分ございます
特にピアスの場合は、
金属アレルギーの心配があります
ですので、
現在のプラチナのピアスの軸はほとんどが
純度の高いpt900、またはpt950です
逆に、プラチナピアスで
pt800(純度80%)やpt850(純度85%)
という製品も当然あります。
純度を下げる目的は1つしかなく
価格を下げるためです。
プラチナの純度が下がると、
そのぶん他の金属の割合が高くなります
実はパラジウムも高価な金属です
ですので、価格を下げるのが目的の
pt900より低い純度のプラチナには
銅の割合が多くなるようです。
プラチナの宝飾品を
世界に広めたのは
有名ブランドのカルティエです
それまでは『銀色』の宝飾品は
文字通り『銀(シルバー)』しかありませんでした
ご存じのように銀は、
時間が経過すると黒ずんできます
この銀の欠点を克復するために
考えだされたのがプラチナです
しかしこのプラチナは戦時中や戦後、
とても少なくなり、高価になってきました
そこで次に考え出されたのが
金に、他の金属をまぜて
銀色にする技術です
これがホワイトゴールドです
つまり、ホワイトゴールドというのは
プラチナのかわりに
生み出されたものだったのです
実は当店も知りませんでした(笑)
貴金属の歴史をかなり大雑把に書きました
これから少しずつ詳しくご紹介します
当店も来年から、少しずつ貴金属を 取り扱う予定ですのでとても勉強になります
posted by yumeko-jp at 20:51| 貴金属ピアス
2014年11月12日
初めてのプラチナ(pt900ピアス)
当店初の
プラチナのピアスの
ご注文をお受けいたしました
石は天然石ですので
台座は外れにくい6本爪です
高価なプラチナ台座
爪を折ったりしないか
緊張しましたが
何とかご用意できました
普段のピアスの作業を
ちゃんとやっていますので
基本的なことは同じです
やっぱり確認したくなります(笑)
pt900(プラチナ900)の刻印です
pt900とは
純度90%のプラチナです
という意味です。
プラチナは柔らかくて
粘りのある金属ですので
アクセサリーの材料として
大変優れており
仕上がりも繊細になります
ただ、プラチナ100%では
柔ら過ぎて強度が弱くなるため
割金(他の金属)を加えて
『合金』とするのが一般的です
割金(他の金属)には
パラジウムが使われます
プラチナとパラジウムは
とても相性が良く、
合金の形で安定します
あとプラチナは
とても深みのある色合いの銀色ですので
少し明るめ目にするのも
割金(他の金属)を混ぜる理由です
それでもプラチナは
とても落ち着いた品のある銀色です
プラチナのピアスが
落ちないよう
キャッチはダブルロックタイプです
キャッチもプラチナ製です
控えめな色合いの
天然石(誕生石です)ので
カットの入った石を選んで
大正解でした
大人っぽい色合いで
かつ華やかさがあります
これをプレゼントされた方は
思わず声をあげてしまうと思います
品のある落ちついた
プラチナ台座の色合いとの
相性も抜群です
プラチナは貴金属ですので
手にする楽しみや
所有する楽しみがありますね
こちらを、
当店お馴染みの
リボンケースでラッピングします
貴金属ピアスについては
ラッピングケースでのラッピングは
もちろん無料でございます
長くなりましたので
当店のラッピングについては
また別の機会にご紹介します
当店でも来年より
いよいよ貴金属素材、
K18(18金)などを用いた
ピアスが登場する予定です
現在よく出回っている
軸だけが18金のピアス
ではなく、飾りの部分が18金で
本物の貴金属の色合いや、
貴金属を持つ楽しみを
堪能していただける商品を
ご紹介できればと思います
18金でもアレルギーが生じる方も
金属アレルギー対策ができますよう
いろいろと配慮いたします
業者さんと話しつつ
現在勉強中です
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ
これからもよろしくお願いします。
posted by yumeko-jp at 19:26| 貴金属ピアス